2020年01月25日

お知らせ(2020/01/25更新)

はじめての方へ190c2e7fa6e80f22c654c66cfd6ffaab.png
夜間休日のご案内
こどもの救急 小児救急電話相談(#8000)
おねしょや尿検査異常のご相談について

かばくんから皆さまへ

くやま小児科だよりNo236をUPしました。(01/25)🆕
「早めの対策を!子どもの花粉症」

地域ではやっている病気(01/20)🆕
年明けからのインフルエンザの流行は、まだ本格的ではありません。
胃腸炎が増えてきました。

院長の当直予定(01/14)🆕

自費料金表を更新しました。(1/6)🆕

処方箋の有効期限に注意!!

◆受付が楽です☆問診票ダウンロード
 一般診察用問診票
 自費接種の説明書&予診票

◆自費料金表
 こちら
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早めの対策を!子どもの花粉症<くやま小児科だよりNo236/2020/01>

もうすぐ花粉症の季節がやってきますね。
日本では3人に1人とも言われ、子どもも2、3歳からみられます。

大切な心がまえは2つ。

1)症状が出始める前から対策を!
 先手必勝です。

2)対策の第1は、浴びる花粉を減らすこと!
 症状を和らげ、薬も減らすことができます。


<浴びる花粉を減らすには?>

眼 :花粉症対策メガネ、コンタクトは外す、洗う(しかし症状が強くなったら勧められません)
鼻 :マスク(しっかり鼻の周囲をおおう)、鼻の入り口にワセリンを塗る
全身:洗顔、洗濯物や布団は室内干し、花粉がつきにくい上着、外出から帰ったら衣類を玄関で脱ぐ、外出を減らす

花粉症対策メガネは抵抗のあるお子さんが多いですが、一番効果があります。お子さんが嫌がってもぜひお勧めください。
鼻の入り口にワセリンを塗る方法は、花粉を鼻に入れない効果があります。


<症状に合わせたお薬>

内服薬
抗ヒスタミン剤、ロイコトリエン受容体拮抗薬、ステロイド(重症の場合のみに短期間限定)

外用薬
眼(アレルギー性結膜炎):点眼薬(抗ヒスタミン剤、ステロイド)
鼻(アレルギー性鼻炎):点鼻薬(抗ヒスタミン剤、ステロイド)
皮膚(花粉症皮膚炎):ステロイド軟膏


<眼を傷つけないことが大切!>

眼がかゆいと、お子さんはがまんできずに眼をこすります。
目をこすり続けると角膜に傷がつきます(角膜外傷)。
角膜の傷は皮膚と違って治りにくく、繰り返しているうちに外傷性白内障(角膜が白く濁る)になると、視力障害が残ってしまいます。
繰り返し目をこすっていたら、放置しないで花粉症対策メガネをつけた上で医療機関を受診してください。


<根本的な治療もあります>

免疫療法といって、アレルギー体質に働きかけてアレルギー反応を抑える治療法です。
上にあげた対症療法と比べて、より根本的な治療法です。
免疫療法はアレルゲンを体に入れる治療です。
以前は皮下注射で行われていましたが、現在は口(舌下)からの「舌下免疫療法」が主流です。

舌下免疫療法ってどんな治療?
アレルゲンエキスを舌の下に入れて、しばらく待った後飲み込みます。
エキスは現在スギとダニの2種類がありますが、ここではスギだけご説明します。

薬剤名)シダキュア(スギ)
対象年齢)原則5歳以上、アレルギー検査でスギ陽性の方。
効果)根治(完全治癒)は20%、効果あり(軽くなる)は80%。
副反応)人工的にアレルギーを起こさせるので、50%くらいはある程度のアレルギー(花粉症)症状が出ます。
薬の量を調節して、治療を続けます。

効果が出るまでに3週間〜3年、原則3年間は続けます。根気が必要です。

花粉症シーズンが終わってから始まるまでの期間に、治療を開始します。


繰り返しになりますが、症状を少しでも楽にするためには、症状のスイッチが入る前の「早めの対策」が大切です。
また薬を使っているからと、花粉からの防護がおざなりになるのは本末転倒。
少しでも楽に、薬を最小限ですませるためにも、原因である花粉を遠ざける工夫をして、この季節を乗り切っていきましょう。 
posted by kuyama at 12:11| くやま小児科だより・ブログ版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月20日

地域ではやっている病気

第03週 2020/01/13〜2020/01/18(診療日数04)

感染性胃腸炎・12→04→07→休→16→28
溶連菌感染症・11→06→03→休→04→11
水痘・10→03→02→休→03→00
流行性耳下腺炎・00→00→00→休→00→00
伝染性紅斑(りんご病)・01→03→01→休→00→01
ヘルパンギーナ・00→00→00→休→00→00
手足口病・02→00→00→休→00→00
咽頭結膜熱(プール熱)・00→00→02→休→01→00
RSウイルス感染症・01→01→00→休→00→00
風疹・00→00→00→休→00→00
インフルエンザ・47→109→71→休→23→26

☆当院は感染症調査の定点になっており、対象となる疾患を集計したものです。
この他の感染症による来院もあります。

☆印旛保健所管内の感染症情報は こちら


posted by kuyama at 09:08| 地域ではやっている病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月14日

院長の救急当直予定

■印旛市郡小児初期急病診療所(佐倉市)

 01月07日(火) 夜7時〜翌朝5時45分
 01月25日(土) 夜7時〜深夜0時

 02月04日(火) 夜7時〜翌朝5時45分
 02月22日(土) 夜7時〜深夜0時

 03月03日(火) 夜7時〜翌朝5時45分
 03月28日(土) 夜7時〜深夜0時


■やちよ夜間小児急病センター(八千代市)

 01月・・04日(土)夜8時〜同11時

 02月・・01日(土)夜8時〜同11時

 03月・・07日(土)夜8時〜同11時


【印旛市郡小児初期急病診療所】
 043-485-3355(佐倉市健康管理センター内)
 月〜土:夜7時〜翌朝5時45分
 日・祝:朝9時〜夕4時45分、夜7時〜翌朝5時45分

【やちよ夜間小児急病センター】
 047-458-6090(東京女子医大八千代医療センター内)
 夜8時〜同11時(日祝は午後6時から)

*千葉県小児救急電話相談*
 #8000
 毎日夜間 19時〜22時

 ダイヤル回線、携帯電話からおかけの場合
 043−242−9939

*夜間休日の判断に困った時の参考に*

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同内容のiphoneアプリ(無料)も出ています。
youtubeで紹介されています。
posted by kuyama at 08:52 | TrackBack(0) | 院長の当直予定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月06日

自費料金表

(2020年01月06日現在、1回あたり、税込)

<任意予防接種>
おたふくかぜ  5,500円
ロタリックス 14,000円
・ロタテック 9,500円

※自費ワクチンは公費化が実現していないだけで、重要性は他と変わりません。
当院では、他のワクチンと同時接種される方には上記金額から500円を割引きます。(インフルエンザを除く)
公費+自費、自費+自費どちらの組み合わせでもかまいません。

※定期接種の期間を過ぎた場合の自費料金は、お問合せください。

<公費対象外月齢の健診>
・乳幼児健診    4,400円

<文書料その他>
複雑な様式、英文の場合は別途申し受けます。

・健康診断書   3,300円(検査があれば別途自費)
・一般診断書   3,300円
・証明書      550円
・治癒証明書   200円(園、学校の様式。500円から値下げ)🆕

・感染症療養報告書 無料(市町村の様式)🆕
・インフルエンンザにおける療養報告書 無料(市町村の様式)🆕

・診察券再発行   100円

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・子宮頸がんワクチンは行っていません。
posted by kuyama at 09:10| 診療のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月01日

はじめての方へ

当院のブログをお訪ねくださり、ありがとうございます。
医師はどんな人?
どんな治療方針なの?

よくあるご質問
予約が入らない
どんな準備をしていけばいいの?

他、当院を初めてご利用になる前に、お読みいただければさいわいです。
くやま小児科医院のページ

◆診療時間
月火木金 午前9時〜12時、午後3時〜6時
水    午前9時〜12時(健診・予防接種のみ)
土    午前9時〜12時、午後2時〜5時

月火木金 午後2時〜3時 乳児健診、予防接種

※乳児健診、予防接種の時間帯は、都合により変わることがあります。

※火午前は一般外来:森一越医師、健診相談:院長の2診体制です。

休診・・水午後、日、祝 


◆診療のご予約について
<一般診療、予防接種>
インターネット予約をご利用ください。
予約ステーションはこちら

★一般診療は、自動電話 18603-4580-8221でもOKです。
★乳児健診のご予約は、受付電話0476-80-9611でお受けします。

「予約時間」はあくまでも時間帯の目安です。
診療は、内容によって順番が前後したり、時間がずれこむことがございます。
この「予約」は、同じ時間帯に受診が集中することを避けるため、時間の割り振りを行っているものです。
その時間に診察をお約束するものではないことを、あらかじめご了承下さい。

0476-80-9611(受付)
0476-80-9612(FAX)

当院の各種問診票ダウンロード
自費料金表

千葉県印西市竜腹寺350−2
最寄り駅:北総線 印西牧の原
千葉ニュータウン・滝野地区隣接
駐車場完備


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posted by kuyama at 15:49| 診療のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

森一越医師のご紹介☆

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森 一越(もり かずえつ)医師

聖隷佐倉市民病院 小児科部長。
おもな専門分野は小児一般、小児腎臓病、小児膠原病。
鳥取県のご出身で、三男のお父様でもあります。

メッセージを頂きました。
「子育てで困ったことでもご相談ください。一緒に子供を見ていきましょう。
どうぞ宜しくお願い致します。」


くやまより
印旛市郡小児初期急病診療所の当直業務や、地域での勉強の機会を通じて長らくおつきあいがあります。
熱心で温かいお人柄で、この地域のため力になっていただけることを大変嬉しく思っています。
カヤックなどのアウトドアスポーツ、病院では合唱ボランティアの指導など、ご趣味も幅広いとお聞きしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

火曜日の午前中は2診体制で、院長は、健診、気管支喘息の治療ガイダンスや、特に時間をかけてご相談が必要なお子さんを中心に診療を行います。
posted by kuyama at 07:57| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月28日

インフルエンザ予防接種について(12/28更新)

2019/20シーズンの接種は終了しました。(12/28)

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今後のご案内は、こちらで更新していきます。

今シーズンの説明書と予診票は こちら
説明書は必ずお読みください。
受付でもお渡ししています。

(10/4更新)
本日9:00より、残りの枠の予約を開始します。
→正午現在で、一杯になりました。
 単独接種については、今後はキャンセルが出た場合に予約することができます。

(9/21更新)
<今年のインフルエンザ予防接種について>
◎接種期間
 単独接種:10月5日(土)〜12月7日(土)。火、金、土の午後診療前、水午前の最終枠で行います。
 同時接種:10月7日(月)〜12月27日(金)
 いずれも1回目は11月末日迄です。

◎ご注意
・予約枠は限られています。
 単独接種予約は、2回目も同時に予約できるので、2回とも予約をお勧めします。
 2回目の時期に他のワクチン接種予定のある方は、2回目を同時接種で予約しても構いません。
・1回目を同時接種、2回目を単独接種で予約することも可能です。
・いずれの場合も、1回目と2回目の間は2週間以上あける設定になっていますので、ご注意ください。
・システム上、単独、同時とも、1回目を接種した方への2回目の接種枠確保(保障)はできませんので、ご了承ください。

<単独接種予約開始のお知らせ>
ワクチンの検定は今のところ順調とのことです。
9月24日(火)より、予約を一部開始します。
予約ステーションの「一般予防接種予約」の下にボタンが設置されます。

残りの枠は、ワクチンの入荷が順調であることを確認してから開始します。(10月上旬の予定)
当初の予約が一杯になっても、追加枠が出たり、キャンセルが出ますので、時々チェックいただければさいわいです。
大変ご不便をおかけしますが、何卒ご了承ください。
なお、単独接種に限り、接種当日午前10時までにお電話いただき、その日にキャンセルがあれば、お受けできます。

以下の内容もご確認ください。


(9/12更新)
<同時接種でインフルエンザ予防接種を希望する方へ>
10月7日(月)の接種から、インフルエンザワクチンの同時接種を予定しています。
その3週間前の9月16日(月)ご予約分から、インフルエンザが選択できるようになります。

なお、ワクチンは現在国の検定が行われているところです。
例年10月初めには入荷しますが、万一接種開始に間に合わない場合は、インフルエンザ以外のワクチンの接種となりますことをご了解ください。

今シーズンの説明書と予診票は こちら
説明書は必ずお読みください。
受付でもお渡ししています。

単独接種(インフルエンザのみ、専用の時間枠を設けて集団接種形式で行う)のお知らせは、来週以降となります。
もう少しお待ち下さい。

以下の内容もご確認ください。


(8/27)
今シーズンも、例年と同様に接種を行います。
当院では、インフルエンザは他のワクチンとの同時接種ができます。

【単独接種】:「インフルエンザワクチンのみ受ける方」を対象に、専用の時間帯を設けて集団接種形式で行います。
【同時接種】:「他のワクチンを受ける方」は、期間中はインフルエンザワクチンも同時接種で予約できます。

1回目を単独接種、2回目は同時接種、その逆でも接種できます。

1)当院では、生後6ヶ月〜13歳未満の方が対象です。
2)単独接種は、当院にカルテのあるお子さんに限らせていただきます。
3)13歳未満は、2〜4週間(多少すぎても可)あけ、2回接種が推奨されています。
4)料金:1回 3500円(税込)

<ご予約について>
日程や予約開始のご案内は、9月中旬ごろ、この欄でお知らせいたします。
例年ワクチン検定の合否により、入荷状況が直前まで不明のため、もうしばらくお待ち下さい。
posted by kuyama at 18:12| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月25日

乾燥とスキンケアのお話<くやま小児科だよりNo235/2019/11>

これからの時期は、乾燥して肌荒れが起きやすい季節ですね。
最近は、肌の健康には「保湿」、という考え方が一般の方にもよく知られるようになりました。
今月はスキンケアのポイントと、スキンケアがアレルギーの予防にもつながるというお話です。

<赤ちゃんのお肌の特徴>

乳幼児の肌は弾力がありプルプルしていますが、皮脂の分泌が少なく表面はとても乾燥しやすいです。
さらにバリア機能が未熟なので、乾燥して肌が荒れると刺激物が侵入しやすくなって、繰り返し炎症を起こすことが多くなります。
冬のスキンケアのポイントは、「刺激から肌を守る」と「保湿」です。

<刺激から肌を守る>

刺激から肌を守るためには、洗い方と衣類に注意です。
洗い方は、添加物の少ないせっけんをよく泡立てて、手でやさしく洗ってください。
衣類は「ちくちく」「ごわごわ」しない、柔らかい材質を選びましょう。

<保湿がとにかく大切>

荒れた肌は、刺激に弱く水分も蒸発しやすくなります。
かゆみが出て掻くことでさらに荒れ、悪循環に陥ります。
保湿剤でしっかりバリアを補い、肌を守りましょう。
保湿剤選びは、夏は伸びがよくさらっとしたローションタイプのものが好まれますが、冬はべとつくくらいの保湿効果の高い「軟膏」がよいでしょう。

<保湿剤の使い方>

保湿剤は「取れたら塗る」がポイントです。
回数を多く塗ることです。
特に手や口のまわりなど、よく洗ったり拭き取ったりする場所は、その都度何度でも塗るようにします。
少しテカテカする程度に厚めに塗るのも大切です。
目安は、大人の人差し指の先から第1関節までの部分に軟膏をチューブから出し、大人の手のひら2枚分の面積に塗ると適量になります。(Finger Tip Unitといいます)
ステロイドをはじめどんな軟膏にも当てはまりますので、覚えておくと便利です。

<ステロイド軟膏が必要なことも>

炎症がおさまらないときには、保湿剤の他にステロイド軟膏が有効なことがあります。
ステロイド軟膏はアトピー性皮膚炎にかぎらず、炎症のある湿疹にも有効です。
ステロイド軟膏の使い方のポイントは、すっかりよくなるまで使い続けることです。
少し炎症が軽くなったら中止する使い方が多いですが、すぐに止めると炎症を繰り返してかえって使用量を増やすことになります。
よくなるまでは集中して使い続け、やめてよいかの診察を受けましょう。

<アトピーの予防のためにもスキンケアを>

アトピー性皮膚炎は、以前は食物アレルギーが主な原因と言われていました。
しかし研究が進んだ現在は、皮膚のバリア機能の異常が主な原因で、食物アレルギーは関係ないかあっても脇役と考えられるようになりました。
つまり、傷んだ皮膚から食物やダニなどアレルゲンが侵入してアレルギーが起こるるのです。
現在では、食物アレルギーはアトピー性皮膚炎の「原因」というより「結果」であることがほとんどと考えられています。このように皮膚を通してアレルギーが起こることを「経皮感作」といいます。
乳幼児の荒れた肌によいスキンケアをすることは、この経皮感作を防ぐためにも大切なのです。
posted by kuyama at 00:00| くやま小児科だより・ブログ版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月24日

必ず使おう!チャイルドシート <くやま小児科だよりNo234/2019/10>

自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。(道路交通法第71条の3第3項)

チャイルドシートの使用は、法律で定められた義務です。

今年6月に警察庁と日本自動車連盟(JAF)が全国でチャイルドシートの調査を行い、その結果が公表されています。
10月12日の朝日新聞にも記事が出ていましたので、こちらも参考に内容をまとめてみました。

<義務付けられているのに、高い未使用率>

調査の結果、乗用車に乗っていた6歳未満の3割が、チャイルドシートを使っていなかったそうです。
1歳未満の乳児では12%でしたが、5歳では52%と、年齢が上がるほど、未使用率は高くなっていました。
年々、使用率は高くなっているということですが、大人のシートベルトと同様、法律で義務付けられているのですから、100%であってほしいものです。
大きくなると嫌がるから、というのは理由にはならないのです。
大人と同じように、また飛行機に乗る時と同じように、車ではチャイルドシートを使うのだと教えて、子どもの安全を守るべきでしょう。

<チャイルドシートを使用しない場合の致死率>

警察庁によると、チャイルドシート不使用者の致死率は、適正使用者の約13.4倍であったそうです。
そういう状況で我が子を亡くしたら、親御さんは後悔してもしきれないことでしょう。
防止できる方法があるのですから、自分だけは大丈夫と思わずに、使用していただきたいものです。
というか、これはおすすめではなく、法律で運転者に課せられた義務なのです。

<成長に合わせたシートを正しく>
せっかく使っていても、正しく座っていたのは乳児用で42.3%、幼児用では32.9%と、残念ながら半数以上に何らかの誤りがありました。

JAFのサイトに、「はじめてのチャイルドシートクイックガイド」という記事があり、動画などでわかりやすく解説されています。
子どもの成長に合わせていろいろなタイプのシートがあり、それぞれに装着のポイントがあるようです。
大きなポイントとしては、エアバッグで圧迫される恐れがあるので、シートは後部座席に取り付けた方がよく、それぞれのシートの説明書をよく読み、しっかりと座席に固定することが大切とのことです。

<チャイルドシートは何歳まで必要?>

JAFでは、小さな子が大人と同じシートベルトをすると、首やおなかなどに食い込む危険があるため、6歳を過ぎても、子どもが身長140センチ程度になるまでは、チャイルドシートの利用を勧めているそうです。

これから行楽によい季節、どうぞ安全運転で楽しまれてくださいね。
posted by kuyama at 09:03| くやま小児科だより・ブログ版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月13日

台風15号の影響について

9月8日未明に上陸した台風15号の影響はいかがだったでしょうか。
被害に遭われた皆さまには、お見舞い申し上げます。
当院では、さいわい建物に被害はなく、当初より通常どおり診療を行っております。
裏の駐車場の倒木のため、一部職員が患者さん用のスペースに駐車させていただいています。
9月13日現在も撤去できていませんので、管理会社に早くしていただくようお願いしているところです。

今回は、10日(火)午前11時頃より、地域の広範囲でインターネットが繋がらなくなり、診察予約システム(アイコール)との通信ができず、お知らせコールが使えなくなりました。その旨は、当時唯一つながった院長のiPadから予約ステーションに文書をアップロードしてお知らせしました。
さいわい固定電話は通じたため、アイコールのサポートに時々ファクスで予約名簿を送信してもらい、予約状況を把握していましたが、皆さまにはご迷惑ご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
通信障害はその日の夕方には復旧し、現在は影響ありません。

患者さん側からネット予約ができない場合についてですが、電話が通じていれば、当院では電話予約することができます。
ご予約方法
ふだん使われない方がほとんどで、忘れられているかもしれませんが、診察券に専用電話番号18603-4580-8221が書いてありますので、予約方法にアクセスできなくても音声に従って操作していただければ、大丈夫です。

今後もさまざまな状況が起こりえますが、災害時でもインターネットが使える場合、必要な情報は「予約ステーション」のトップページ、もしくは「最新情報ブログ」に掲載しますので、よろしくお願いいたします。
posted by kuyama at 12:20| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月23日

おたふくかぜによる難聴を防ぎたい <くやま小児科だよりNo233/2019/08>

おたふくかぜによる難聴を防ぎたい 〜MRとの同時接種でワクチンを

おたふくかぜの深刻な合併症に、「ムンプス難聴」があります。
昨年の朝ドラ「半分、青い。」の主人公がこのために片耳が難聴になったことで、認知度が高まりました。
これからことばを獲得するお子さんがかかると、その後の発達に重大な影響を及ぼします。
おたふくかぜワクチンは、日本ではまだ定期接種になっていませんが、接種をおすすめしたい大切なワクチンです。
先進国では、ムンプス難聴はほとんどみられません。

<まれではない、ムンプス難聴>
日本での発生頻度は、今まで1000〜4000人に1人とされていましたが、最近の研究では数百人に1人との報告もあり、決して稀ではないことがわかってきました。

<ムンプス難聴の特徴>
ほとんどが片側性で、稀に両側性もあります。聴神経が障害される感音性難聴です。
ムンプス難聴が重大なのは、難聴の程度が高度なこと、治療法がないため治らないこと、小児の難聴の原因の多くを占めていることです。特に乳幼児期にかかると、ことばを獲得する時機を失うことがあります。
不顕性感染といって、典型的な症状がなかったために感染に気づかず、発見が遅れることもあります。

<その他の合併症>
男性のムンプス患者の20〜25%が精巣炎を発症し、生殖機能が低下することがありやはり治療法はありません。
身近な感染症ですが、このように治らない重大な合併症があることを知っていただきたいと思います。

<ワクチンがただひとつの予防手段>
おたふくかぜワクチンの有効性は世界中で認められており、2015年現在121カ国で定期接種(麻疹・風疹・おたふくかぜの混合ワクチン)となっています。
日本では定期接種になっていないため、重要性が低いと考えられがちですが、制度が追いついていないだけで、決して他のワクチンより必要性が低いわけではありません。

<当院での接種状況>
日本全体では30-40%と言われていますが、今の小さいお子さんはどうなのでしょうか。
当院では、1歳になったらすぐにMR、水痘、ヒブなどとの同時接種をおすすめしていますので、MR(印西市の定期接種対象者の接種率は99%)の接種数に対するおたふくの割合を調べたところ、2018年度は83%という数字でした。おおざっぱな数字ではありますが、当院を利用する多くの親御さんが、接種をしてくださっていると思います。
水痘やB型肝炎が定期接種となり、経済的に受けやすくなったことや、最近の「ワクチンで防げる感染症」に対する親御さんの意識の高まりもあるかもしれませんね。

<予防接種の受け方は?>
より確実な予防のためには、2回接種が必要です。
オススメのスケジュールは、
初回接種:1歳、MR(麻疹・風疹)・水痘・ヒブ・肺炎球菌などと同時接種
追加接種:就学前のMRワクチンと同時接種
ただし、追加接種は感染リスクが高い場合(集団生活など)は、就学前を待たずに行ってもよいでしょう。
また年齢制限がないので、何歳でも(おとなになってからでも)接種できます。

必要性やスケジュールなどについて、ご心配や疑問点がありましたらご相談ください。
posted by kuyama at 13:45| くやま小児科だより・ブログ版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする