2014年01月31日

小児科だより02月号(No168/2014/02)

晴れ今月の記事

◆子どもの花粉症
 〜花粉を遠ざけることも大切!

◆地域ではやっている病気

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◆子どもの花粉症
 〜花粉を遠ざけることも大切!



毎年1月下旬から5月中旬は花粉症の季節です。
患者さんは増えていて、日本では3〜4人に1人と言われています。
発症の低年齢化も進み、当院では2歳のお子さんの受診もあります。
遊びや学校生活にも影響することがあり、少しでも軽くしてあげたいものですね。


<内服薬は早めに始めるのがポイント>

内服薬(抗ヒスタミン剤、ロイコトリエン受容体拮抗薬)は、症状の出る前から服用を始めると、ピークを軽くできることがあります。
我慢できなくなってからではなく、前の年に症状が出始めた時期より2〜4週間前から服用を開始するとよいので、早めに受診してください。


<特に眼の症状は要注意!>

花粉症は、眼、鼻、呼吸器、皮膚などに症状を起こします。
どれもつらいものですが、中でも特に眼の症状には注意が必要です。
一番深刻な合併症は、角膜外傷です。
これは眼を強くこすって傷つけることでおこりますが、ひどくなると外傷性白内障になって視力障害を残してしまうことがあります。

眼の症状を強力に抑えるためにはステロイド点眼薬が必要ですが、長期に強いステロイドを使用すると眼圧上昇から緑内障になるおそれがあります。
当院ではステロイド点眼薬は弱いものに留めて処方し、強い症状の方には眼科受診をお勧めしています。

子どもは眼をこすらないように注意しても止められませ
んし、親の見ていないところでこすります。
次のような、花粉を遠ざける対策も合わせて行って、大切な眼を守ってあげてください。


<防御のための対策>

眼: 眼を洗う、ゴーグルをつける、コンタクトレンズは外す。

鼻: マスク(鼻の周りもしっかり覆う)、鼻を洗う。

共通対策:
ふとんや衣類は室内干し。長時間戸外に出ない。
帰宅したら玄関で服を着替える、など。

眼の対策は一番大切ですが、お子さんは一番嫌がるものです。小さい子は大変ですが、できることを行います。
理解できる年齢になれば、眼を傷つけないために必要な理由をわかりやすく説明してあげましょう。
コンタクトレンズは、つけたままでは花粉が砂のように角膜を傷つけ、症状をよりひどくしますので、この時期はぜひ外してください。
ゴーグルは目立つので嫌がる方が多いですが、原因を元から絶つ一番の対策ですので、症状の重い方はぜひ使ってください。薬と同様、早めに使い始めます。
繰り返し眼を洗うのも有効です。洗眼薬でなく水でも効果があります。

マスクをつける方は多くなりましたが、拝見していますと多くの方が鼻の周りにすき間のあるつけ方をしています。
うっとうしいですが、できるだけ密着しやすい形のものにして、つけ方も工夫してください。
ふとんや衣類は、花粉症でないご家族も含めて、花粉の季節は外に干すのは控えましょう。
また帰宅時に玄関で着替えること、こまめに掃除することも有効です。

薬を使っているからと、花粉からの防護がおざなりになるのは本末転倒です。
少しでも症状を軽く、また使う薬を最小限ですませるためにも、原因である花粉を遠ざける工夫をして、この季節を乗り切っていきましょう。 


◆地域ではやっている病気

12月からの感染性胃腸炎の流行はまだ続いていますが、減少傾向です。
インフルエンザは、流行の立ち上がりがこの地域では比較的遅かったのですが、1月下旬に入って本格的に増えてきました。
また例年はA型→B型と流行の時期がずれるのですが、今年は同時に増えていますので、流行のピークが大きくなる可能性があります。


◆ちび鉛筆

午年といえば千葉には馬の牧場が多くありますね/以前娘が古い蹄鉄(ひづめに装着するU字の装具)を頂きました/馬フンや土で随分と汚れていましたが/西洋では昔からラッキーアイテムとのこと/ピカピカに磨きリボンをつけて/壁に飾ってあります☆ (T)
posted by kuyama at 18:08| くやま小児科だより・ブログ版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする