2014年08月28日

おたふくかぜワクチンについて

(くやま小児科だより2014年9月号より抜粋)
おたふくかぜは、かかると髄膜炎、睾丸炎、膵炎を起こすことがあります。また、原因不明の難聴の多くの原因はおたふくかぜと推定されていて、数百人に1人の頻度です。この難聴は回復しません。
2回接種が世界標準です。
日本でもおたふくかぜワクチンの定期接種化が待たれますが、任意(自費)接種であってもぜひ受けていただきたいワクチンです。

<おたふくの2回目(追加)推奨時期について>

当院ではこれまで、罹患を防ぐこと、水痘とともに接種忘れを防ぐことを考慮し、おたふくかぜワクチンの2回目を水痘ワクチンと一緒に早期に接種することをお勧めしていました。
おたふくかぜワクチンは任意接種であり、2回目については定期接種のような決まりは特にありません。
さまざまな考え方がありますが、水痘が定期接種になった機会に、当院としては日本小児科学会推奨の時期をお勧めすることにいたします。

☆日本小児科学会推奨スケジュール
 1回目:1歳になったらすぐMR(1期)と同時に 
 2回目:2回目のMR(2期)と同時に
 
2回目推奨時期は、小学校入学前の年度です。
おたふくかぜは水痘ほど感染しやすくないこと、水痘ワクチンより免疫がつくので1回接種である程度の免疫がつくこと、MRとの同時接種は忘れにくいということが理由となっています。
ただこれも目安であり、ある程度の幅をもって接種を忘れなければよいので、同時接種をしない方はMRよりは前に行うことでよいでしょう。
ご不明なことがあれば、どうぞご相談ください。
posted by kuyama at 07:29| 予防接種ご説明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする