従来は生ワクチンを接種してから27日以上、不活化ワクチンを接種してから6日以上の間隔をあけないと、次のワクチンを接種することができませんでしたが、基本的にこのルールはなくなります。
例外として、注射の生ワクチン→注射の生ワクチンの場合に限り、従来通り接種してから27日以上あける必要があります。
ただし、このルールは異なるワクチン間の接種間隔であり、同じ種類のワクチンを複数回接種する場合の接種間隔のルールは従来どおりですのでご注意ください。
例えば、ヒブは1回目から4〜8週間あけて2回目、インフルエンザ1回目と2回目は2〜4週間あけるなど。
このことにより、
1)定期接種のスケジュールの立て方には、基本的にはこれまでと変更はありません。
2)インフルエンザ予防接種は、その前後の定期接種など、ほかのワクチンとの間隔を考える必要がなくなります。
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